ソラマメブログ

2008年09月22日

与太話-20080922

サイコでウインド3日目。
ウェット初めて着た。ピチピチだったので小さいのかと思ったが、
水につかったらそうでもなくなった。
田植え用の足袋は素晴らしい。
わざわざ大きな板を持ってきてくれて貸してくださるありがたい方の好意に甘える。
小さい板だと乗る場所がわるいとすぐひっくり返って楽しくないんですよ。

前回は0.5mぐらいしかなかった風が、今回は3mとか吹く時もあり、
風が吹くと進むんだ。というのが分かったのが大きかった。
まわりのおじさん達が親切に大声でアドバイスしてくれるのを
余裕無い笑顔で返事だけしつつ、帆を3Dに動かしてみる。
(前や後ろに倒す、手前に引くか奥に倒すか、回転させる。で3軸という感覚)
ショップ兼スクールの先生の言う通りに動かすとその通りに動くのだが、
習ったとおりに前や後ろに倒してみても、うまくいかない。
ピンク服の怪しげな白髪のおじさん(に見えた)がタイミングよく、
前後だけでなくまわすとか自分で微調整しろと叫ぶので、
理論はいったん置いといて、乗り方とか腕とか気にせず色々試してみてコツをつかむ。
先生の、足元や帆は見るなというのも役に立った。
もっと手前にとか思った時も、なんとなくや足探り手探りで。
理論は教えてもらった後に自分で色々試すためにある。基本を一つか二つ覚えられたら、
あとは自分で(人目を気にせずにアドバイスも丸呑みせず)やるほうがいい場合もある。

ちょうど風も吹いてきて、なんとか進んだり進路を変えたりできたか。という感じ。
ベストポジションは意外とせまい。
うまく風をつかまえられて、風きたーとか言いながら軽快にしゃばしゃばと
進むのは気持ちがいい。
風下に流されやすいのは相変わらずだが、風上に向けて風と帆が並行になるまで進み、
ちょっと風下向きに進路を変えて(こっちはすぐ変わる)、また風上に向けて。という
ジグザク走行も風があればなんとかできるかな。というレベル。

真ん中辺にあるブイに近づいてしまい、危ないなー行きたくないなーと
思いつつ、そっちを見てしまうので進路もそっちになって…というのも体験した。
結局は水の中に飛び降りて、押しながらちょっと泳いで離れて、
風下に大回りで逃げる。という回避方法。
鼻から水も入るし沈着冷静にはなれないが、元居た陸地にたどり着く。という
目標をもって事にあたった。

ショップの人が買った新しい板にもちろっと乗せてもらった。
ばかでかいだけあって、安定感抜群。
どこに乗ってもひっくり返らないんじゃないかというぐらい。
帆もでかいので風をつかまえやすい。が、手の力だけでは支えきれないので
重心バランスをとらないととても疲れる。

先生に、あなたのやる気次第で、本気でやらないとうまくならない。と言われ、
思い通りに動かせると楽しいというのは分かるが、
ウェット、板、セールやらマストやら、ブーム、フィンをそろえるには結構なお金もかかるし、
運ぶには大きな車がいるし、道具一式を置いておけるスペースを確保して、
毎週通うだけの気力・体力も必要だろう。という情報を総合するに、
現時点では無理なのが明白。
貴重な経験だった。
「風をつかんで白波立てて進む。という感覚を知る」という目標は達成できた。
(現時点では思い出せるが、後で思い出せるぐらい身についたというレベルではないけど)
風を掴んで進むには帆を準備して(紐がクロスしないようにとりまわすのが難しい)
板と帆を水に浮かべて立ち上がって帆を張って、
帆を支えるだけの体力とバランス感覚が必要だということもわかったし。(ハーネスまだなんで腕の力も多少いる)
あぁ面白かった。
明日でラストだろう。




Posted by march at 23:56│Comments(0)
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